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弊社はコーティング機(被覆糸製造機)に長年試験・開発に取り組んで参りました。糸コーティングには、大きく分けて2種類の方法があります。一つは、押出し式コーティング。そしてもう一つはディッピング式コーティングです。押出し式の場合、熱可塑性樹脂ペレットを利用し弊社コーティング機でこのペレットを溶媒(溶かす)し専用ノズルによりこの溶媒した樹脂と糸を同時に押出し、コーティング糸を製造します。一方でディッピング式でのコーティングの場合、コーティングする素となる溶剤を溶かした溶液に糸を漬けた後乾燥させてコーティング糸を製造します。
用途としては、基本的に産業資材用が主になります。従来、グラスファイバー(GF)のコーティング用途が主流でしたが、現在では合成繊維(ポリエステルなど)炭素繊維(カーボンファイバー)にもコーティングを施す等幅広い分野で用途に期待されています。 |